お遍路さん44日目 88番札所

2019年6月18日 お遍路さん44日目

本日は結願を目指す日。

昨日87番札所 長尾寺前のながお路に宿泊。ベテランお遍路さん2名と一緒になったので、88番の大窪寺の打ち方を聞きました。複数の打ち方があり、自分のコンディションと相談しながらルートを決定します。私は体調もよかったので、女体山ルートという厳しいルートを選択することにしました。776mの女体山を登り、448mまで下山した所にある大窪寺に向かうルート。起伏が激しいルート。全行程12km。

朝は7時にスタート。
88番札所の山の麓に、お遍路交流サロンというお遍路さん向けの施設があります。1200年続く四国のお遍路文化を展示しています。これを見ると、四国の方々は、よく1200年も継承したものだと感心させられます。
ここでは、結願の証明書とバッチをもらえます。
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このサロンでびっくりしたことがありました。
私のtwitterをフォローして、たまにコメントをくれていた香川在住の方が、私の結願を前にこのサロンまで駆けつけてくれました。そして88番札所の大窪寺まで行って、その寺前にあるお店でお接待を頂けるとのこと。ソーシャルでの繋がりを大事にしている私としては、こんなに嬉しいことはありません。

さて、山登りスタート。
既に顔見知りのお遍路さん3名とそれぞれ別ルートで一斉に登山開始。私が選んだルートは、最初は舗装された登り坂が続く。勾配はきついものの、前日の山ほどのきつさはありません。距離は昨日よりは長い。この時点で汗がどっと出始めました。

そして途中から遍路転がしの山道。昨日にも匹敵する急勾配。そして段差が大きい不均一の階段がずっと続く。
女体山頂上に近づくと、更に驚かされます。もう道ではなく崖。崖をよじ登るという表現の方が正しい。険しい岩場に対し、幅30cm程度しかない足の踏み場が所々あって、そこに足を間違えずに乗せていけば崖を登っていける。重い背中の荷物でバランスを崩せば、下に落ちて無事では済まず、危険窮まりない。こんな道が10分くらい続きました。そしてついに頂上に。もう水を頭から被ったような汗が出て、服がびちょびちょ。

そして今度は一挙に300m下る。段差が大きい階段状の道。段差が大きいので足への衝撃がドシンドシンと大きい。リュックも10kgの重さがあるのでなおさら。直線距離は短いはずなのにいつまでたってもゴールまでの距離が縮まらない。足への衝撃で足が痛むということに堪えて30分。やっとお寺にたどり着きました。

一斉に出発したお遍路さん達のうち、一番楽な道だが距離が少し長いルートを選んだ方がトップ。私はその方から遅れること20分。2番手にゴールしました。所要時間2時間半。通常3時間ということなので、少し早くゴール出来たようです。

大窪寺。これで88ヶ所の札所をコンプリート。感動のゴールです。
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そしてお遍路交流サロンでお会いした方からの大変ありがたいお接待を頂きました。ビール2杯、おでん3種、うどんを頂きました。お接待と結願のダブルで感動!
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帰りはもう交通機関を使います。バスで最寄り駅まで行って、一番最初に打った札所にお礼参りに向かいます。私は2番札所の極楽寺が最初。到着して眺めてみると、なんだかすごく懐かしく感じて目頭が熱くなります。
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さらに高速バスを使って関西に移動します。四国はこれで終了。明日高野山にお礼参りする予定です。

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